ナヴェガドール
15世紀、ポルトガル。
そのポルトガルを支えた裕福な公益の支配者になって、未知の海域を探検する。
発見した地を植民地として開拓して砂糖、黄金、香辛料等の名産品を取って富を得る。
そして、徐々に影響力を高めながら最後の目的地である長崎を目指す。
そんな感じのボードゲームです。
全景。
このボードの左上の船がある場所がポルトガル。
ここから出発して、右上にある長崎を目指します。
見た目といい内容といい、なんともロマン溢れるゲームですが、このゲームの最大の特徴とも言えるのがこれ、
ロンデルと言われている円。
「ボートゲームで、円……」
勘の鋭い方ならもうお気づきかと思いますが……その通り!!!
ギュイーーーーーーーーーーーーーーン
シュビビーーーーーーーーーーーーーーン
回ります!!!イエーイ!!!
と、言いたいところですが残念ながら回りません。
回転しているのはうちにあるのがタカラトミー製なだけです。
そして、やりたいことが出来たのでもう満足です。
ありがとうございました!!!!!
以下、ぼんやりとしたルール説明です。興味がある方だけ続けてお読みください。
このロンデル。自分の番になると、いま円の中に置かれている自分の駒から時計回りで3マス以内のところに動かす。
円の中に書かれてあるのはアクション名で、止まったマスのアクションを毎回1回だけ行い、それをひたすら繰り返していきます。
「MARKET」を除き、通り過ぎてしまうともう2、3回後の自分の手番にならないとそのアクションが選択できません。
なので計画良く、また、相手がどういう順番でアクションを選んでいくのかを考えながら、時に相手の動きによって選ぶものを変えつつといった、なんとも悩ましいルールになっています。
このゲーム、長崎を目指すのが目的といいつつ、最終的な勝利は、様々な形で得た点数の合計を競います。
先程のロンデルに書かれている「SAILING」は航海。船を進めて、まだ誰も到達していない地だと、点数につながる青いチップがもらえますが、未開の地は必ず2隻で入らなければなりません。そして片方が沈みます。南無南無。
なのでどんどん進みたいのなら「SHIPS」で船をどんどん作らなければなりません。
青いチップ達。
「COLONY」はいま船がある地を植民地にして、特産品を買う。その特産品の数は点数になります。
左から砂糖、金、香辛料。
「BUILDINGS」は工場か、造船場、教会を建設します。
早い者勝ちです。これらもそれぞれの個数に応じた点数がもらえます。
また、これがすべてなくなるのも終了条件の一つです。
工場は「MARKET」を選んだ際、工場の数と、ボードの左上に表示がある特産品の現在の価値に応じたお金をもたらします。
この市場の表は変動します。
特産品を売ると価値が下がり、市場で購入すると価値が上がります。
その度にこのフルーツ感の無いキュービィロップみたいなのを動かします。
集めた、工場などはこの個人ボードへ。
右半分にあるのは得点源に対しての倍率を表したものです。
左から、植民地、工場、チップ数、造船所、教会。
アクションの「PRIVILEGE」を選択するとこの倍率チップを1枚手に入れることができ、基本の倍率店に加算されます。
こうやって誰かがゲーム終了のトリガーを引くまでにいかにして得点を稼いでいくか?
まだ細々とした説明をしきれていないところが幾つか存在しているのですが、他人と同じ戦略で行くとどうしても点が取りにくくなっているシステムになっており、その度にジレンマの波に襲われます。
もっと詳しく知りたい方は申し訳ありませんが僕の語彙力と体力では限界なので、思い切って購入するか、もしくは他社様のサイトでご確認ください。
そして、回転したロンデルはとてもきれいだなと思ったので、
タカラトミーさん、ここはどうかひとつ、宜しくお願い致します。